本プロジェクトの基本理念
人は関わり合いの中で生きています。その関わり合いの基本は他者をケア「する」「される」関係であり、ケアをシェアすることにあります。本プロジェクトは「ケア」を実践するメディアを「ケアメディア」と位置づけ、その理念や方法を磨きながら、実践を通じて社会に広く「ケアメディア」を普及してまいります。この取り組みにより、多くの人をケアすることに関わる環境を広げ、一人でも多くの人が暗い哀しみや辛い苦しみから解放されることを目指します。その先には、社会全体がケアの視点を持って営まれることを願って、このプロジェクトを推進してまいります。
活動内容
音楽活動としてのケアメディアの確立
- 音楽制作、ライブ活動、各種イベント開催
- 表現活動としてのケアメディアの確立
- 展覧会の実施、ウエブ上の表現場所提供、各種イベント開催
ジャーナリズム活動としてのケアメディアの確立
- 記事掲載場所の提供、各種イベント開催、ジャーナリズム教育への提案
健康や福祉をテーマにした発信によるケアメディアの確立
- 食やエクササイズなどフィジカルからのアプローチなどの提案と実践
福祉の現場とのつながりによる実践的ケアメディア確立
- 心を解放するコミュニケーションを通じての実践研究
実績
プレ実績
- 2013年9月 東日本大震災の風化を防ぐためのCD「気仙沼線」「サンマ漁」(クラウン徳間)を発表
- 2013年9月より現在 「気仙沼線」の普及を通じて、任意団体「気仙沼線普及委員会」が震災の風化防止と次に来る災害への備えへの啓蒙活動としてライブ、講演、写真展などを実施
- 2014年1月~3月 全国のFM局に配信するミュージックバードにて引地達也が取材・パーソナリティを務めるラジオコーナー「未来へのかけはし」から被災者の生の声を全国に発信
プロジェクト推進者
代表:引地達也(ひきちたつや)
- 毎日新聞記者、共同通信社記者、外信部、韓国・延世大学に社命留学後、ソウル特派員など。退社後、在外研究活動後、経営コンサルタント。東日本大震災直後から被災者と支援者を結ぶ活動を展開し、被災者への傾聴や知的障がい者を支援。2013年、震災の風化防止と継続支援に向け歌曲「気仙沼線」「サンマ漁」を作詞し発表。現在、就労移行支援事業所「シャローム所沢」施設長、コミュニケーション基礎研究会代表。上智大学大学院博士前期課程。
事務局所在地
- 103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-11-5 日本橋吉泉ビル2F(一般財団法人福祉教育支援協会内)